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新潟・上越で活躍するビジネスコンサルタント 外国人社員が語る中小企業の可能性 | 株式会社ソレイユ財産管理

新潟・上越で活躍するビジネスコンサルタント
外国人社員が語る中小企業の可能性

自己紹介

今回は弊社、株式会社ソレイユ財産管理で実際に活躍する外国人社員サードさんの声をご紹介します。地方の中小企業だからこそできる外国人材活用の可能性を、当事者の視点からお伝えします。

私はバングラデシュ出身で、現在30代前半のジュナイド・アブドラ・サードと申します。現在はソレイユ財産管理株式会社にてビジネスコンサルタントとして勤務し、日本の中小企業の皆さまの成長、デジタル化、そして海外展開のご支援をしております。

日本でのキャリアと転機

私が日本に最初に来たのは、大学進学のためでした。大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(APU)にて国際経営学を学びました。世界80カ国以上から集まる学生たちと共に学ぶ環境は、多様性にあふれ、グローバルな視点を育むと同時に、日本社会の規律や調和の精神を理解する貴重な機会となりました。

大学卒業後は、日本の大手企業である日産自動車や日本ロレアルにてビジネスオペレーションに従事しました。グローバル企業の中で、効率的な組織運営や高い業務標準を学び、世界規模での戦略がどのように実行されるのかを肌で体験することができました。

しかし、その過程で私は一つの気づきを得ました。大企業の経験は非常に貴重であったものの、私が本当に情熱を注ぎたい分野は別にあるのではないか、と。そこでたどり着いたのが、日本経済の屋台骨を支える「中小企業」の世界です。国際的な視点を持ちながらも十分なリソースを持たない中小企業にこそ、自分の経験と知識を役立てられるのではないか。そう考え、私は大企業の道から離れ、ソレイユ財産管理株式会社に入社することを決意しました。

中小企業で学んだこと

大企業から中小企業へと環境を変えてから、私は多くの新しい学びを得ています。中でも印象的な点を挙げると次の通りです。

1. 責任と影響力の大きさ

中小企業では一人一人の判断や行動が会社の将来に直結します。小さな決断でも大きな結果につながるため、強い責任感と主体性が求められることを学びました。

2. 経営者との近い距離感

経営者の方々と直接意見を交わす機会が多く、そのリーダーシップや経営哲学が会社の方向性を決定づける姿を間近で学んでいます。信頼関係こそが日本のビジネスを支える基盤であることを実感しました。

3. 柔軟性と迅速な意思決定

大企業に比べて意思決定のスピードが早く、環境の変化に柔軟に対応する力が必要です。私自身も創造性を働かせ、現実的かつ機動的に判断を下す力を磨いています。

4. 地域とのつながり

中小企業は地域社会と深く結びついています。企業の成長はそのまま地域経済の活力につながるため、コンサルティングの仕事が「社会貢献」であることを強く実感しています。

5. 限られた資源の中での工夫

人員や資金が潤沢ではないからこそ、シンプルで効果的な仕組みを考え抜く必要があります。限られた条件の中で最大限の成果を生み出す工夫は、自分自身の成長にもつながっています。

6. 海外との架け橋としての役割

多くの中小企業は海外進出を望みながらも方法を見いだせずにいます。そこに私の役割があり、日本とバングラデシュをはじめとする海外との橋渡しを担うことに使命感を感じています。

現在取り組んでいるプロジェクト

現在、私は以下のようなプロジェクトに携わっています。

• ERP・会計・税務ソフトウェアの開発

中小企業の業務効率化を支援し、AIを活用したデータ分析で経営判断を支える仕組みを構築しています。

• 新潟県上越市におけるインバウンド観光・地域活性化事業

高付加価値な観光体験をデザインし、海外からの訪日客を地方へ呼び込み、地域経済の再生を目指しています。

• 外国人材のマッチングと活用

日本の人手不足解消と若者の国際的な成長を両立させる仕組みを構築し、日本の中小企業と海外の人材を結びつけています。

これらの取り組みを通じて、私は「橋渡しコンサルタント」としての夢を実現しつつあります。

後輩たちへのメッセージ

バングラデシュをはじめとする若い世代に対して、私は日本で学び、働くことを強く勧めます。日本は経済的な機会に加え、規律、チームワーク、そして尊敬の文化を学べる場所です。これらは一生の財産となります。また、現在の日本は多くの産業で外国人材を歓迎しており、挑戦する若者にとって大きなチャンスが広がっています。

日本の中小企業経営者の皆さまへ

最後に、日本の中小企業の経営者の皆さまにお伝えしたいことがあります。外国人材は決して「外部の労働力」ではなく、御社と共に成長し得るパートナーです。文化や言語の壁は確かに存在しますが、適切な教育や受け入れ体制があれば必ず乗り越えることができます。

外国人材は技術や労働力だけでなく、新しい視点や国際的な感覚を企業にもたらします。こうした多様性を受け入れることは、企業の持続的な成長に直結すると私は確信しています。

日本の中小企業が未来に向けて発展していくためには、新しい人材、新しい発想、新しい可能性への「開放性」が不可欠です。私は、その橋渡し役として全力を尽くしてまいります。

監修者

宮澤 博

税理士・行政書士
税理士法人共同会計社 代表社員税理士
行政書士法人リーガルイースト 代表社員行政書士

長野県出身。お客様のご相談に乗って36年余り。法人や個人を問わず、ご相談には親身に寄り添い、 お客様の人生の将来を見据えた最適な解決策をご提案してきました。長年積み重ねてきた経験とノウハウを活かした手法は、 他に類例のないものと他士業からも一目置くほど。皆様が安心して暮らせるようお役に立ちます。

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